借金の返済でお悩みの方は、FPに相談することで悩みが解決する場合があります。毎月の収支をきちんと見直すことができれば返済財源を確保できる可能性がありますので、メリットや事例を知ったうえで相談を検討しましょう。
FPはいわばお金のプロであり、多くの方の相談に乗っている場合さまざまなケースを知っています。多くのケースを知っているということは医師でいうと多くの症例を知っているということですので、解決策も豊富に持っている可能性があります。どのようにすれば収支を改善できるかのアドバイスをもらうことで、返済財源の確保ができるかもしれません。
弁護士に相談すると一定の相談料が必要になりますが、FPは弁護士に比べると相談料が安い傾向にあります。自己破産などの手続きが必要になるほどの状態であれば弁護士でなければ対応が難しいですが、そこまでの状態に至っていない場合にはFPに相談することをおすすめします。中には相談料を無料としているケースもありますが、何らかの勧誘が抱き合わせになっていることがありますので注意は必要です。
FPの受けている相談は借金に関するものだけではなく、お金に関するさまざまな悩みに対応しています。借入の返済をはじめとした短期的なお金に関する悩みのほか、結婚資金や教育資金などのような長期的なお金に関する悩みも相談できます。家庭のことや子どものことも含めてお金の見直しをしたい方にとっては、FPがよき相談相手になるでしょう。
詐欺にあってしまい消費者金融から18%の高利で115万円もの借入をしてしまったケースでは、個人創業を予定していることから1年間で返済をしきって200万円~300万円の自己資金を用意したいというニーズがありました。FPからはまず返済計画を優先し、イデコや積立NISAといった投資を止める・解約するなどのアドバイスや光熱費などの生活支出の見直しを提言しています。これらを積み上げて計算すると、2年で250万円もの貯蓄ができる算定結果となっています。
参照元:https://media.moneyforward.com/articles/5066
父が他界して大きな借金が残ってしまい、担保に入っている実家を売却しても3,000万円以上も借金が残ってしまうという相談事例では、相続放棄や限定承認といった負の遺産を相続しないための方法を提言しています。これらは普段生活している中で触れる知識・手続きではないことから知らない方は「借金を相続してしまい困っている」という今回のような状況になってしまいますが、FPからの提言により「負債を継がない」という正反対の選択肢を知る事ができます。
参照元:https://fp1.jp/moneycafe0101.html
お金の悩みは非常にセンシティブですので一人で抱えてしまう方も多いと思いますが、借入の返済が苦しいような状態では精神的にも落ち込んでしまいます。そんな時に相談できる相手がいるとかなり負担が抑えられますので、ぜひFPへの相談を検討してください。